【帝王切開レポ①】逆子で帝王切開になった話

私は2024年に第一子を予定帝王切開で出産しました。
出産前は普通分娩する気満々だった私にとって、帝王切開での出産は、正直とても不安でいっぱいでした。

でも、不安で泣いていた私でも、ちゃんと出産してお母さんになれました!
この記事では、私の「初めての帝王切開出産」の体験を、入院〜手術当日のことを書いていきます。
これから帝王切開を迎えるプレママさんや、ご家族の方の参考になれば嬉しいです。
私が帝王切開になった理由
逆子が治らず、帝王切開に
妊娠30週の頃に逆子になり、そのまま一度も回ることなく、帝王切開術を受けることになりました。

帝王切開の予約を取るときは本当にショックだったし、毎日不安で逆子が治る方法を調べてばっかりの毎日でした。
もう今後、陣痛や普通分娩を経験することはなくなってしまう。
そんなふうに思ってしまって、毎日落ち込んでいました。

だけど今思うと、「なんであんなにショックだったんだろう…?」って思えるくらい、今は出産して毎日幸せです!
妊娠中は無痛分娩することしか考えてなかった
無痛分娩する気満々で、家から少し遠いけど無痛分娩をしている産院に決めたし、無痛分娩レポの動画をたくさん見ていました。(多分見すぎて余計に落ち込んでた)
逆子体操とお灸と整体に通う
34週の時にいよいよ帝王切開の予約を取ることになり、すごく焦りました。
逆子体操は毎日3回(今思えばやりすぎ)、お灸も毎日やって、整体にも通いました。

これくらいやったら治るよね。お願いまわって〜!
でも結果、逆子が治ることはなく、前日入院の日になりました。
前日入院の流れ

入院当日は、14:00頃に入院の荷物を持って産院に行きました。
産院に着いたら受付⇨術前検査

産院に着いたら、
- マイナンバーカードで高額療養費制度の申請ができるか確認
- 逆子が治っていないかエコーで確認⇨治ってないので入院決定
- 術前検査
- NST(ノンストレステスト)、レントゲン、心電図
をしてからお部屋に案内してもらいました。
病室に移動

病室がホテルみたいに綺麗でテンションが上がり、不安や緊張が吹き飛びました。この産院にして良かった!笑

お部屋に移動してからは、NST(ノンストレステスト)や、手術する部分の毛を剃ってもらったりして、あとは自由時間でした。
夜はゆっくり自由時間
夫が帰ったあと、1人自由時間。

夜はご飯を食べたり、手術の説明を受けたり、シャワーを浴びたりゆっくり過ごしました。
今思えば、これがゆっくりできた最後の夜でした。笑
手術当日
手術当日の朝。
ついにこの日が来た、と思って目が覚めました。

でも思っていたよりも落ち着いていたし、やっと赤ちゃんに会えるのと妊婦生活が終わるのが嬉しくて、ワクワクしていました。
朝食はなしと思っていたら軽食があった
朝食はないと思っていたのですが、軽食が出るとのことでした。(普通はなしなのかな?)
軽食なので期待していなかったんですが、おにぎりや味噌汁、少しおかずもあって嬉しい気持ちに。
これを食べ終わったら飲食禁止になるのでたくさん水を飲みました。
久しぶりの点滴
ご飯の後は、シャワーを浴びて手術着に着替えて、点滴開始。

15:00手術予定だったので、それまで自由時間!この時間が長かった〜。
ゴロゴロとSNSを見て過ごし、夫が病院に到着。
いよいよ手術室へ
15:00になり、手術室へ移動しました。

夫に「がんばって」と背中をポンポンと押してもらい、泣きそうになりながら歩いて手術室へ。
自分でヘアキャップを被り、服を全て脱ぎ、いよいよ手術台に。
手術台に寝転び、まずは麻酔から
最後、逆子が治っていないかもう一度エコーで確認してくれました。
無事?逆子のままだったので、まずは麻酔の処置から始まりました。

麻酔は硬膜外麻酔と脊髄くも膜下麻酔をうちました。
どちらも背中から打つ麻酔です。
硬膜外麻酔…手術後の痛みを取り除く麻酔
脊髄くも膜下麻酔…手術中の痛みを取り除く痛み
麻酔を打ちやすくするために、背中を丸める体制になるんですが、これが結構辛い。

早く打ってくれ〜と思ってました。笑
麻酔を打つために局所麻酔を打つので、最初は普通の注射と同じチクッとした痛みがあります。

硬膜外麻酔と脊髄くも膜下麻酔は、そこまで痛みはないですが、ぎゅーっと押されるような感覚がありました。
麻酔が効いてくると、足がじわ〜っとあったかくなり、足の感覚があっという間になくなりました。
先生に、「麻酔効いてるか確認しますね。これ痛い?」と聞かれ、

全然痛くないです。
と答えると
「これでつねってたんだよ〜」とゴツめの鉗子みたいな器具を得意げに見せられました。笑
娘、爆誕。

手術中は痛みは全くなく、触られている感覚だけありました。
手術が始まり、看護師さんや先生と喋っていると…
「おめでとうございます」という声と共に大きな泣き声が。


元気に泣いてる!!よかった〜〜〜!
手術中は両手が動かないように固定されていたんですが、少しだけ外してもらい、赤ちゃんに触ったり、一緒に写真を撮ってもらいました。
手術が無事に終わり、病室へ

ここからの処置は正直全然覚えてなくて、すごく眠かった記憶だけしかありません。笑
無事に手術が終わり、夫が待っている病室へと戻りました。
術後の痛みや回復については次の記事で
先生や看護師さんたちのおかげで、落ち着いて出産に臨めました。
手術当日は無事に終わって本当にホッとしました。
次回の記事では、帝王切開後の痛みと回復について詳しく書いています。