【はじめての子育て】赤ちゃんの睡眠

寝かしつけにひと苦労して、やっと寝たのにたったの10分で起きてくる。

「え、もう起きたの?!」って、毎日思ってます(笑)
正直、私もまだまだわからないことだらけ。
この記事では、私が実際に体験したことや調べたことをまとめてみました。
少しでも心がラクになるヒントになったらうれしいです。
赤ちゃんの睡眠リズムって?
赤ちゃんの睡眠時間は?
赤ちゃんの睡眠は、月齢によって睡眠時間やリズムが大きく変わります。
新生児期の頃は、昼夜の区別がなく、細切れに起きたり寝たりを繰り返していきます。

新生児期は、1日トータルで16〜20時間ほど寝ますが、1回の睡眠が短くちょこちょこ起きてしまうのは自然なことなんです。
月齢 | 1日の睡眠時間 |
---|---|
0〜1ヶ月 | 16〜18時間 |
1〜3ヶ月 | 14〜15時間 |
3〜6ヶ月 | 13〜14時間 |
6〜12ヶ月 | 11〜13時間 |
1〜3歳 | 11〜12時間 |
この睡眠時間はあくまでも目安なので、「うちの子こんなに寝ない…」と思わなくても大丈夫。

睡眠は個人差が大きいので、その子のペースに合わせてあげましょう。
睡眠時間が短いのはなんで?
大人は深い眠り(ノンレム睡眠)が長く続きますが、赤ちゃんは浅い眠り(レム睡眠)が中心。
だから、ちょっとした物音や不快感でもパチッと目が覚めてしまうことがよくあります。

睡眠が浅いので、背中スイッチで布団に置くと起きてしまうこともよくあります。
睡眠の変化
生後3ヶ月ごろ
新生児期の頃に比べると少しずつ1回の睡眠時間が長くなります。
徐々に昼夜のリズムが整ってくるので、夜少しだけまとまって寝る子も出てくる時期です。

そうは言っても、うちの子は寝かせても10分で起きてくることが多かったです。
まだまだレム睡眠が中心なので短い時間で起きてしまうことも多い時期。
生後6ヶ月ごろ
少しずつ昼と夜の区別がついてきて、夜まとまって寝ることが多くなってくる時期です。

このくらいから1回のお昼寝の時間が長くなってきました。少しずつ自分の時間が持てて、楽になってきたなと感じました。
もちろん個人差は大きいので、「うちの子はまだ全然…」でも大丈夫。
ゆっくりその子のペースで、リズムが整ってくるのを見守りましょう。
他の子と比べなくて大丈夫
「〇ヶ月なら〇時間寝るはず」みたいな情報を見ると焦ってしまうこともありますが、
赤ちゃんにはそれぞれの個性があります。
よく寝る子もいれば、眠りが浅くて起きやすい子も。
比べすぎず、「うちの子はこんな感じなんだな〜」くらいの気持ちでいるようにしましょう。
睡眠リズムを整えるポイント
寝る環境づくり
ベビー用の布団やベッドを使う
首や背骨が固まっていない新生児の頃は、適度な硬さのベビー用の敷き布団がベスト。

大人と同じ柔らかい布団は窒息の恐れがあるので、赤ちゃん専用の布団を用意しましょう。
おすすめベビーベッド
部屋は暗めに
昼間は明るく、夜は暗くすることで、体内時計を整えることができます。

夜は19時ごろを目安に部屋を少し暗くして夜になったことを教えてあげましょう
家にずっといると外の明るさはわかりにくいので、照明を調節して教えてあげると徐々に1日のリズムがわかってきます。
静かな環境
赤ちゃんは睡眠が浅いので、大きな音を立てるとすぐに起きてしまいます。
できるだけ静かな環境を作ってあげましょう。

ホワイトノイズを使うと、他の音が気になりにくく、寝つきやすくなる効果があるので使ってみるのもおすすめです。
テレビの砂嵐音や、換気扇、川の流れの音のような「ザーッ」という一定の音のこと。
赤ちゃんは、お腹の中にいたときにもずっと羊水の音や血流の音を聞いていたので、こういった音を聞くと安心する子が多いんです。
寝かしつけのときに小さな音で流すと、赤ちゃんがリラックスして眠りやすくなることもありますよ。
適度な温度・湿度
室温は20〜22℃、湿度50~60%くらいがよいとされています。

大人が少し肌寒いくらいが、体温が高い赤ちゃんにはちょうど良いと言われています。
特に温めすぎは、汗をかいてしまったり、乳幼児突然死症候群(SIDS)の恐れがあるので注意しましょう。
寝る前の習慣を作る
寝る前のルーティンを作ることで「もう寝る時間だよ」と教えてあげることができます。
- お風呂に入る
- 授乳をする
- 絵本を読んであげる
- マッサージをする
- 「おやすみ」と声をかけてあげる
などなど、寝やすいようにあまり刺激のないような習慣を作ってあげましょう。
寝る前に毎日同じ流れを作っておくと、赤ちゃんも「そろそろ寝る時間だな」と分かってきます。
- 夕飯後20時ごろまでおもちゃで遊ぶ
- 20時くらいにお風呂に入る→部屋を暗くしておく
- 保湿まで終わったら少しだけゴロゴロする
- 授乳(母乳+ミルク)
- 21時ごろ寝かしつけ

だいたい毎日この流れでスッと寝てくれる時もあれば、全然寝なくて寝かしつけに時間がかかることもあります。
なかなか寝ない時は夫婦で交代しながら寝るのを待ちます。
スムーズに寝るかどうかは、赤ちゃんの気分もあるので、赤ちゃんのペースで焦らなくて大丈夫!
昼間に陽の光にあたるようにする
昼間に太陽の光を浴びることで、赤ちゃんの体内時計が整いやすくなると言われています。
さらに、気分を安定させる“セロトニン”というホルモンの分泌も促されるんだとか。

日中に一緒に散歩するとママも幸せホルモン“セロトニン”が出るので気分が上がる効果があります。
日中の光をたっぷり浴びることで、夜もぐっすり眠れるリズムが少しずつついていくといいですね。
眠れない日々にも、いつか終わりがくる
赤ちゃんの頃は寝不足が続いて大変な時期ではありますが、いつか終わりが来ます。
いつか寝かしつけをしなくても寝るようになり、大きくなると別々の部屋で寝るようになり…って思うとちょっぴり寂しいですよね。

こんなに毎日ずっとピッタリくっついていられるのも、今だけ。
今は大変だけど、たくさん抱っこしてあげたいなと思います。
大変な時期もいつかは終わりが来て、懐かしく思う日が必ず来ます。
今しかない寝かしつけ、大変ですがこの時間も大切に感じてもらいたいなと思います。
この記事が誰かの参考になれたら嬉しいです。